県美術展の日洋彫工展が18日から大分県立美術館ではじまり、力作およそ500点が展示されています。
県美術展の日洋彫工展は県内の美術家や愛好家の作品を披露する場として毎年開かれています。
会場となっている大分市の県立美術館には日本画、洋画、彫刻、工芸、4部門の作品517点が展示されています。今年は赤や黄色など明るい色味を用いたエネルギーや生命力を感じる作品が多く見られます。
県知事賞となった前田一花さん(18)の「共棲」は、和室で夢まどろむ少女の様子が時の流れを感じさせ独自の世界観を写実的に表現しています。
この作品展は10月29日まで、その後、8つの市で巡回展も開かれます。