大分県杵築市の白鬚田原神社では伝統の「どぶろく祭り」が開かれ、参拝客に出来上がったばかりの酒が振る舞われました。
杵築市大田の白鬚田原神社に1300年以上前から伝わる「どぶろく祭り」。五穀豊穣を祈願する伝統行事で県の選択無形民俗文化財に指定されています。
祭りは17日から2日間行われ、氏子や別府大学の学生らが仕込んだどぶろくおよそ1400リットルが大勢の参拝者に振る舞われています。訪れた人は、口あたりがよくまろやかな甘味を感じられる仕上がりとなった今年のどぶろくの味を堪能していました。
(参拝者)「美味しい甘くて美味しいね」「歴史とか文化に酔わせていただくような感じでありがたいと思っています。」
祭りは18日の夕方5時まで行われ、盃を購入した人にどぶろくが振る舞われました。