竹の魅力を感じてもらうイベントが17日から大分県立美術館で始まり、県内の作家による工芸品の公開制作が行われました。

「竹会」と銘打ったこのイベントは大分県が日本一の産地である「マダケ」のよさを五感を使って楽しんでもらおうと県が17日から開催しています。

会場には大小様々な「竹まり」が展示されているほか、県内在住の竹工芸家、およそ10人が制作する様子が公開されています。初日の17日は3人の作家が中心に輪ができる「輪弧編み」と呼ばれる編み方で大型のオブジェを作りました。

(竹芸家・こじまちからさん)「展示物に触れることができる物が多いので、竹そのものの素材との直接の交流、作家を含めた竹との出会いを演出したイベントになっています」

公開制作は10月27日まで行われ、27日から11月4日には夜のライトアップのほか、竹の楽器によるライブなども予定されています。