大分市に去年開校した支援学校のフットサルチームが創設わずか3か月で九州大会で優勝しました。11月の全国大会に向けて練習に励むチームの強さの秘密に迫りました。
(さくらの杜高等支援学校・小澤剛史監督)「チームとして1つになって、全国大会で勝てるように九州の代表としてがんばってほしいなと思います」

互いに声をかけながらフットサルに取り組むのは大分市にある、県立さくらの杜高等支援学校のメンバー。週に1~2回およそ1時間の練習に励んでいます。
今年5月に結成 県大会(優勝)→九州大会(〃)→11月の全国大会出場
(さくらの杜高等支援学校・小澤剛史監督)「チームの練習時間は少ないんですけど、まとまって練習をして効率的に、勝つために何が必要なのかということを生徒が自分たちで考えていいチームになっていると思います」
今年5月に結成されたばかりのチームですが、県大会で優勝したあとの8月の九州大会では4試合で19得点を挙げ7チームの中で頂点に。
創設わずか3か月で11月4日に開かれる全国大会へのキップを手にしました。チームの持ち味は高い連携力。積極的に声をかけ合ってゴールを守りつつチャンスでは全員で速攻をしかけ得点を奪います。中でも勝敗のカギを握るのは高い技術力で攻守の要を担う佐藤流星選手です。
(さくらの杜高等支援学校1年・佐藤流星選手)「できるだけ敵に取られないようにパスして、アシストします。ディフェンスでも守ってゴールを1点でも決められないようにがんばります」