年末にかけて増加する還付金詐欺の被害を未然に防ごうと13日、大分市で県警などが啓発活動に取り組みました。

この活動は全国地域安全運動の一環で実施され、県警や防犯協会などが参加しました。参加者は詐欺の手口などが書かれたチラシを配り特に年末にかけて増加傾向にある高齢者をターゲットにした「還付金詐欺」への注意を呼びかけました。

今年の還付金詐欺の被害金額は9月末までに2800万円を超えています。

(県警本部安全・安心まちづくり推進室高橋直樹室長)「自宅の固定電話に050や非通知、そして7月以降に増加している、+(プラス)や、数字が羅列した国際電話から電話があった場合はぜひ詐欺を疑って冷静に対応してほしい」

県警は被害に遭わないために電話番号が表示される「ナンバーディスプレイ」の活用を呼びかけています。