事件や事故で家族を失った人たちのための支援団体が創立8周年を迎え、大分市で12日、遺族らが体験発表で思いを語りました。
今年で創立8周年を迎えたのは犯罪被害者遺族のための支援団体「ピアサポート大分絆の会」です。
大分市のJ:COMホルトホール大分で開かれた記念フォーラムでは、会の佐藤悦子共同代表が遺族救済のための条例制定に向けた活動や署名運動など被害者を支援するこれまでの歩みを紹介しました。そして事故などで家族を失った遺族4人が思いを語りました。
(息子を学校の体力測定中に亡くした母・柚野こずえさん)「凛太郎のことを伝えるのはいくら時間があってもどれだけ言葉を重ねても足りません。夢を持って一生懸命生きた凛太郎のことを少しでも知っていただきたい」
「ピアサポート大分絆の会」は今後も犯罪の被害者と加害者を生まないための活動を続けていきたいとしています。