南海トラフ巨大地震に備えて外国人技能実習生のスムーズな避難を促そうと大分県佐伯市の沿岸部に外国語の案内板が設置されました。
南海トラフ巨大地震で最大12メートルの津波が到達すると想定されている佐伯市米水津では水産加工業などで働く外国人技能実習生が100人余り生活しています。
万一の際、実習生のスムーズな避難につなげようと外国語の案内板が10月上旬、地区の4か所に新たに設置されました。
従来の日本語の案内板の下にベトナム語とインドネシア語、それにミャンマー語のあわせて3つの言語で津波の避難場所を知らせています。
米水津振興局によりますと津波を理解していない外国人も多いということで、定期的に防災研修を開くなどして周知に努めたいとしています。