今回は、小分けにして必要な分量だけを買える、「量り売り」の専門店をリサーチしました。

世界的に深刻化する海洋プラスチック汚染。日本でも削減に向けた取り組みが進む中、新たな販売方法として量り売りが注目されています。

大分市のガレリア竹町にある「ゼロ・ウェイスト・ショップ・ベター」。およそ120品目の食品や日用品が量り売りされています。店長の永長さんは沖縄旅行をきっかけに、海洋汚染の現状を知り、心を動かされました。

「ゼロ・ウェイスト・ショップ・ベター」


(ゼロ・ウェイスト・ショップ・ベター 店長永長知佳さん)「海のサンゴが失われていることを知って、その理由が地球温暖化ということで環境問題に関心を持つようになりました」

自然を守るため、お店ではプラスチックゴミを出来るだけ出さないように量り売りを行っています。

仕組みは自宅からビンを持ってきたら、店内にある量りで容器の重さを量ります。容器の重さはシールに記入し、買いたい商品を選び、必要な分量だけ入れます。

今回、有機栽培の食材で作ったふりかけを購入しました。164円で、有機のふりかけにしてはお手頃価格でした。パッケージ代がないので、その分安く提供できるということです。


(永長知佳さん)「環境問題に取り組むとなると何から始めていいんだろうと思う人も多いと思うんですけど、この店に来て楽しみながらできる範囲でやれることを見つけてもらえればと思います」

一方、大分市戸次には築120年を超える古民家を利用した「からはな百貨店」があります。味噌やしょうゆを始め、県内産のものを中心に生産者の顔が見える量り売りの商品を取り揃えています。

(からはな百貨店・井藤優子さん)「プラスチックがなくても買い物できる選択肢を自分が作りたいと思っていました」

(女性客)「ちょうどほしいなと思うものや、使ってみたいなと思うメーカーの物があって買い物が楽しかった」

みその味の違いを試食で確かめていたこちらのお客さんは…

(男性客)「スーパーではパックを開けるわけにはいかないんで、味をみさせてもらえるのはいいと思います」

「からはな百貨店」


県内産の新鮮な野菜も販売されています。この日は大分市田ノ浦のビワが量り売りされていました。一房に3個ついていて100グラムで、100円でした。

また、スーパーでは見られない葉がついたままのニンジン。葉は天ぷらやかき揚げなどに使えるということで人気があるということです。

(井藤さん)「いいところをたくさん知ってほしい。環境問題でないアプローチ、安く買える、ごみを出す手間がなくなる、色んなアプローチでこの店の売り方を気に入ってもらったらよいと思います」