大分県別府市のAPU=立命館アジア太平洋大学で22日、秋の入学式が行われ、65の国と地域の611人が新たな生活をスタートさせました。
APU=立命館アジア太平洋大学にはこの秋、3つの学部と大学院に65の国と地域の611人が入学します。
式では、今年いっぱいで退任する出口治明学長が「興味があることを徹底的に学んでほしい」と激励。これに対し、新入生を代表してモンゴルのバーサンフー・サインザヤさんが「APUでの時間を大切にしながら、夢に向かって前進したい」と抱負を述べました。
(ミャンマーからの新入生)「すごく興奮して楽しみなのと同時に緊張している」(中国からの新入生)「日本語を少ししか話せないので語学を勉強したい」
(エジプトからの新入生)「いつか自分の会社を持ちたいので、それに向けて役立つことを学びたい」
また、式にはウクライナから別府市に避難しているミラーナ・モイセーヴェッツさんら3人も出席しました。
新入生は大学に順応するための教育を受けたあと、10月4日から本格的な講義に臨みます。