8月に大分県内のホテルや旅館を利用した宿泊者数はコロナ禍前の2019年以来、4年ぶりに40万人を超えました。

県は従業員が10人以上の宿泊施設189施設を対象に観光統計調査を実施しています。この調査では8月の県内の宿泊者数は41万7208人で、去年の同じ月からおよそ5万人増加しました。1か月間の宿泊者数が40万人を上回るのはコロナ禍前の2019年8月以来、4年ぶりです。

国内からの宿泊者数は36万1795人で4年前の同じ月と比べて13.6%減少している一方、国外からは5万5413人で44.3%増加しています。

県は国内・国外とも回復基調が続いているとした上で、「これから秋の行楽シーズンは旅行者のさらなる増加が期待できる」と話しています。