大分県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は190.5円と政府の補助金拡充の効果でおよそ3か月ぶりに値下がりに転じました。

(安部記者)「ひさびさの値下がりとなったガソリンですが、私たちドライバーにとってはまだまだ高いと感じる価格が続いています」

石油情報センターによりますと、19日時点における県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり190.5円で前の週から1.6円値下がりしました。政府の補助金が9月7日から拡充されたことで、6月12日以来およそ3か月ぶりの値下がりです。またハイオクも1.6円、軽油は1.4円下がっています。

レギュラーガソリンの価格の推移を見てみますと、2016年3月では117.1円。この7年間で70円以上も上昇していることがわかります。

(ドライバー)「高い。遠出もしにくい」「いろんなところを回るのに車を使うので仕方ない」「とりあえず下がって欲しいが、税金そのものが下がらないと価格自体も下がらないのでは」

来週の見通しについて石油情報センターは「政府の補助金投入の効果で値下がりが期待できる」と予測しています。