大分空港に緊急着陸したアメリカ軍の「オスプレイ」は3日たった今も駐機場に留まっています。こうした中、18日午後、別のオスプレイが整備用の人員や部品の輸送のため大分空港に到着。およそ1時間滞在し離陸しました。
(堤遼志郎記者)「もう1機のオスプレイが先ほど大分空港に到着しました。新しい機体からは機材などが運び出されています」
県などによりますと16日夕方、アメリカ軍の輸送機オスプレイが大分空港に緊急着陸。火災やけが人はなかったものの、滑走路が15分間閉鎖され一部の便に遅れが出ました。
(空港利用客)「ホーバーを見に行ったらオスプレイが止まっていた。2回目でしょ。前もあったので怖い」
九州防衛局によりますと、機体はアメリカ海兵隊、普天間基地所属のもので、「飛行中に異常を示す計器表示が出たため、予防着陸した」としています。そして機体が駐機場にとどまったまま3日経った18日新たな動きがー。
午後2時半頃、空港に別のオスプレイ1機が着陸。整備にあたる人員や部品を輸送するためだということで、およそ1時間後離陸しました。
(空港利用客)「びっくりして子どもたちと見ている」「トラブルなのでしょうがないと思うので、なるべく早く直って飛んでくれるといい」
九州防衛局は職員を派遣し、情報収集にあたっていますが、オスプレイの離陸の見通しについては「情報が入っていない」と話しています。