大分空港に16日夕方緊急着陸したアメリカ軍のオスプレイは、隊員らが17日機体に出入りしたものの、空港内に留まったままになっています。

大分空港に緊急着陸したオスプレイでは17日、時折アメリカ軍の隊員らが機体の後部から出入りする様子が見られました。

大分空港事務所などによりますとこのオスプレイは16日午後4時16分に緊急着陸の要請をしたあと、4時31分に滑走路に降りました。火災やけが人はなく、滑走路は15分間閉鎖されました。機体に記された番号などからこのオスプレイは沖縄の普天間飛行場に所属するアメリカ海兵隊の機体とみられています。

また同一とみられる機体が去年3月、装置に不具合が生じたとして沖縄の石垣空港に緊急着陸していたこともわかりました。県は早急に米軍に対し、今回の緊急着陸の原因を明らかにするよう要請することなどを九州防衛局に申し入れています。