政府が新たなガソリンの補助を打ち出したものの、大分県内の価格は今週も上昇し、史上最高値を更新しました。
(渡辺敬大アナ)「政府の補助金が発表され、県民も期待していたところですが、今週もガソリンは値上がりです」
11日時点の県内のレギュラーガソリン平均小売価格は1リットルあたり192.1円で、前の週から0.5円値上がりし、史上最高値を更新しました。また、ハイオクは203.1円、軽油は169.4円でともに0.6円上昇しています。政府の補助金が9月7日分から拡充され、全国の平均価格は18週ぶりに値下がりしたものの、県内は11週連続の値上がりとなりました。
(ガソリン利用客)「世の中が下がっている中で値上がり?今入れちゃいましたよ」「リットル数を考えながらちょっとずつ入れています。他のものも値上がりしているから結構厳しいですね」「ぜひ大分も全国並みになってほしいなといつも思ってますけど」
石油情報センターによりますと、卸売価格は値下がりしているものの販売価格に反映しきれていないのが県内での値上がり要因と分析していて、近いうちに値下がりすると予測しています。