大分県別府市の上人ヶ浜公園整備事業の説明会が7日、夜開かれ、地域からの要望を踏まえて規模を一部縮小する計画案が示されました。

7日夜に行われた説明会には地元住民や旅館ホテル組合連合会などおよそ80人が参加しました。上人ヶ浜公園では貸し会議室大手のティーケーピーが別府海浜砂湯の改修に加えてコテージやレストランなども併設する事業を計画しています。

説明会では地域からの要望を踏まえてコテージを23棟から20棟に駐車場を200台から120台に縮小。公園内の松は537本のうち31本を移植か伐採する計画案が示されました。

参加者からは松林の環境保全を求める声や、宿泊業の民業圧迫に反対する意見があがりました。この事業は来年2月の着工、2025年2月ごろの開業を予定しています。