大分県内の美術愛好家が手がけた絵画や彫刻を展示した「大分二紀展2023」が大分市で開かれています。

大分市の県立美術館では二紀会大分支部の会員19人が制作した絵画や彫刻あわせて42点が展示されています。

このうち、山崎哲一郎さんの作品は、恐竜の化石などを描いていて古代から現代に至るまでの生物の進化の過程が一枚の絵におさめられています。

また、色鉛筆を駆使して描いた池部俊之さんの作品は、頻発する自然災害へのおそろしさを不安そうに空を見上げる犬の表情を通して緻密に表現しています。

この作品展は9月10日まで大分市の県立美術館で開かれていて、優れた作品は10月に東京で開かれる二紀展の本展に出品されます。