暑い時期のアイスクリームはいつもよりおいしく感じますが、今回は大分県内で、話題になっている注目のご当地アイスを紹介します。
由布市湯布院町にある「フードスタッフ」は、フルーツを使った、見た目にもかわいらしいアイスを製造、販売しています。
名前はタルトアイスの「ゆふいんここる」。県産イチゴのベリーツ、キウイ、ブルーベリーを使用した3種類の味わいが楽しめます。
(フードスタッフ製造部・パティシエ佐藤友也さん)
「開けた時に宝石箱のようなイメージで作っています。普通のアイスはカップに1種類の味を詰めていますが、このタルトアイスは4層のアイスクリームとソースをトッピングしています」
チョコレートをコーティングしたタルト生地に、湯布院産の生乳で作るバニラアイス、手作りのフルーツジャムを入れます。最後に果実をトッピングして、写真映えする色鮮やかなアイスに仕上げています。


(佐藤友也さん)
「味もそうですし、大分県産素材を使用しているので、全国のみなさんに食べてほしいです」
■ 全国的にも珍しい ヤギ乳100%のアイスクリーム
大分市佐野にある木村山羊牧場のヤギのミルクで作るアイスクリームは、全国的にも珍しいヤギ乳100%の商品です。搾乳は、毎日朝と夕方の2回。牛乳は苦手でも、さっぱりとした味わいのヤギのミルクならおいしく飲めると市外から購入に訪れる人もいるそうです。
(木村山羊牧場・木村憲一さん)
「ヤギのミルクは人間の母乳に一番近くてまろやかで飲みやすい。昔はヤギ臭くて飲めないという話しがありましたが、ここの牧場は搾乳機で絞っていて、空気に触れないようにしているので、ヤギの匂いは一切ありません」

「ヤギ乳」はビタミンやマグネシウム、カリウムなど栄養もたっぷりで、優しい甘さが広がり、後味はすっきりしています。
(木村憲一さん)
「栄養もたっぷりなのでみなさんに食べてほしいと思います。ヤギのミルクを飲んだことがない人に特に食べてほしいです。そしたらおいしさが分かると思います」
県内有数のミカンの産地、津久見市では、夏を感じさせるご当地アイスがあります。その名も「つくみ愛す」。
津久見の特産物、ミカンを全面的に押し出し、地域の魅力アップに繋げようと販売をスタート。
