大分県豊後高田市の田染荘で恒例の「御田植祭」が4年ぶりに開催され、参加者が昔ながらの田植えを楽しみました。

豊後高田市の田染荘では、地元住民の交流の場として、毎年この時期に「御田植祭」を行っています。今回は新型コロナの影響で、4年ぶりに開催され、地元住民や水田のオーナーらおよそ1500人が参加しました。

田植えの前には「代掻き」と呼ばれる、牛が田んぼの土をならす昔ながらの技法を再現。このあと、参加者は中世の衣装を身に着け、田んぼに入ると、合図に合わせてゆっくりと手作業で苗を植えていきました。植えられた苗は「荘園米」として地元の農家に育てられ、10月の収穫祭で刈り取られます。