きょうはちょっと変わった「食べられる花」の話題です。地元の高校生と連携して食用の花をつかったスイーツで地域を盛り上げる取り組みに注目しました。

大分県内有数のバラの産地として知られる玖珠町の嵐山瀧神社では新型コロナの流行をきっかけに2年ほど前から花手水を始めました。

花手水(嵐山瀧神社)

毎朝、花を取り換えているそうで、この日はガーベラやシャクヤクなどの花が鮮やかでした。

一方、玖珠町大隈にある花とお菓子の店、「ポンポンシュシュ」。庭のプランターには花が植えられています。

(ポンポンシュシュ・小野博美代表)「食用花を使用していまして、カフェスペースでも生の食用花を食べてもらったり、お菓子に入れたりしています」

食べられる花、エディブルフラワー。小野さんは有機種子、有機栽培にこだわり、ビオラやペンタスなどの花を使用しています。

(小野代表)「有機種のお花じゃないといけないんですけど、全国的に見ても有機種の花はすごく限られています。その中でも唯一、病害虫に強いビオラを選びました」

玖珠美山高校。地域産業科の生徒がエディブルフラワーの栽培、加工に取り組んでいます。

(生徒)「エディブルフラワー専用のハウスです。このポットに入るくらいになればここに持ってきて、採取するまでここで育てます」

生徒たちが育てるエディブルフラワーは苗の段階で一部、「ポンポンシュシュ」に提供されています。有機栽培の花は虫や病気の被害に遭いやすいため、丁寧に育てています。

エディブルフラワー栽培を手掛ける生徒


(生徒)「採取するときに手をきれいに洗って衛生面に気を付けています」「本当にお花が食べられるんだなというのが一番の驚きでした。大切に育てていくというのが大変だけど、美山が作ったものがいろんな人に食べられているという風に有名になってほしい」

(玖珠美山高校・尾臺直樹教諭)「食べられるというのを知らない方が多くて、使い方とかを広げていくのが非常に大変で、そういった中で今回連携先のポンポンシュシュさんも協力していただいて地域に助けられた研究と思っています」

「ポンポンシュシュ」では、食用花を押し花にして保存。ケーキやクッキーに使用しています。花の色は紫や黄色の花が変色が少なく、引き立つということです。ギフト用はオンライン販売で全国から注文があるといいます。

カフェで提供されているケーキプレート。バターケーキなど3種類のケーキやドリンクのあしらいにもビオラの花弁が添えられています。

ケーキプレート(ドリンクセット 850円)


若い女性や子どもに人気という花のスイーツ。代表の小野さんは今後も食べられる花を活用することで地域に貢献したいと考えています。

(小野代表)「わざわざ遠方の方から食べてみたいといって来られる方は多いですね。玖珠から全国、世界へ玖珠を売っていけるようなお花とお菓子を販売していきたいと思っています」