タブレット端末や水筒で重さが増す
学校用品メーカーの調査では去年のランドセルの重さは前の年より増えて平均4.28キロ。タブレット端末の活用や感染症対策としての水筒持参などで年々、重くなる傾向があります。

子どもの負担軽減に向けて新たな動きもー。
(井口キャスター)「アウトドア用品のメーカーでも通学用のカバンを開発しています。どんな商品なのでしょうか?」
アウトドア用品を手がける「モンベル」では去年12月、ランドセルに代わる通学用のバッグを発売。ナイロン製で重さは930グラムです。

(モンベル大分店・林 翔 店長)「背負い心地がいいように肩ベルトが動くように作っている。もともと登山用のバックパックを作っている会社なんですが、そもそも登山用は軽さが必要なのでそこで使っていた素材やノウハウを使って軽量に仕上げている」
魅力は軽さだけではありません。税込み1万4850円と、手ごろな価格も支持される理由の一つです。
(モンベル大分店・林 翔店長)「青がもともとあったが、人気で今欠品していてご予約いただいて入ってくるのを待っていただいている状況です。軽くて安いということで非常に問い合わせも多い状況です」
「背中」と「肩ベルト」がフィットするか背負ってみることが重要
今シーズンはイオンもランドセル型リュックを発売。2万円台とお手ごろ価格で、かぶせ部分を取り外すと更に軽量になります。選択肢が広がる中、ランドセル選びの注意点はー。
(イオン九州 キッズ商品部・筒井康司さん)「実際に背負っていただいて背中の部分であったり、肩ベルトの部分がピッタリフィットするかどうかっていう形の試着をしっかりしていただくことがポイントかと思います」

新作も次々と登場し、年々熱を帯びる“ラン活”。来年春の入学までは10か月あまりー。長~い商戦が続きそうです。