今回は、日々研鑽を重ね、全国で上位進出を目指す大分県立玖珠美山高校の少林寺拳法部を取材しました。

部員5人が稽古に励む大分県立玖珠美山高校少林寺拳法部。3年前には全国高校総体で6位に入賞する選手を出すなどの実績を残しています。

玖珠美山高校 少林寺拳法部


小学1年生から地元の道場で鍛えてきた向井勇登キャプテン、部の中心となって練習のメニューなどを決めています。

(向井勇登キャプテン)
「少林寺拳法部は突きと蹴りだけではなく、関節技とか投げ技とかいろんな技があり、一つ一つの練習を真剣にしてみんなで高めあって練習しています」

少林寺拳法は中国で武道を学んだ宗道臣によって1947年、香川県で活動を始めました。その特徴は…

(向井キャプテン)
「大きく分けて打撃系と関節系で分かれます」

まずは、剛法と呼ばれる打撃技を見せてもらいました。息がぴったりで、キレとスピード感があります。基本的に突きと蹴りがメインになるようです。

打撃技(剛法)


続いて、もう一つの関節技について女子部員の2人に教えてもらいました。関節技は相手の手や足の関節を固めたりする技で、披露してもらったのは腕力ではなく、手首や肘の関節を固めて相手を投げる「上受投げ」。「柔法」と呼ばれるこのような技法があるのが大きな特徴です。

関節技


また、少林寺拳法は「護身術」としても役立つ武術。腕をつかまれたときに相手の肘と手首の関節を固めて押し込む片手上膊捕という技もあります。

護身術


少林寺憲法は高校までの大会は基本的に実際に対戦する種目はなく、技の習熟具合いを披露する「演武」で争います。「組演武」は2人1組で、事前に決めた技を流れるように出しあいます。キレと迫力ある単独演武を披露してくれたのは競技歴7年目の小野優花選手。2021年12月に行われた九州選抜大会で3位となった実力者です。

小野優花選手


週5日の部活動で精神や身体の自己研鑽を重ねる「玖珠美山」のメンバー。迫力のある大きな演武を追求し、夏の全国高校総体で上位進出に挑みます。