高校女子ボクシングで去年11月の九州大会で優勝し、全国大会への出場権を獲得した宇佐高校1年の山田月琴選手。中学時代にも日本一を成し遂げていて、2度目となる全国制覇に向け、調整を進めています。

ジュニア世代の育成に力を注ぐボクシングジム「宇佐ジム」。園児から高校生まで男女15人が所属しています。中でも注目は宇佐高校1年生、山田月琴選手。去年11月に行われた九州高校新人大会の女子フライ級で優勝し、3月に行われる全国大会への出場権を獲得しました。

(山田選手)「打ったパンチが当たった時とか、自分が練習したことが試合で出たときとかにすごくやりがいを感じます。今まで一番、嬉しかったことは中学1年のときに全国大会で優勝できたことです」

山田選手は2019年、中学1年生の時に全国大会「キッズボクシング統一王座決定戦」に出場。2分3ラウンド打ち合いとなった激戦を制して日本一に輝きました。身長167センチの山田選手。長いリーチと軽快なフットワークで距離をとりながら的確にパンチを当てていきます。一緒にトレーニングに励むのは1月に行われた九州大会で準優勝した小学6年生の河野莉美選手です。

(河野選手インタ)「(山田選手の)ステップが上手いのと、よけるのが上手いところにあこがれます。目標は日本一になることです」

ジム生の目標にもなっている山田月琴選手。パンチ力や体幹の強化を図るためトレーニングも工夫。必勝を期して3月の全国大会で2度目の日本一に挑みます。

(山田選手)「スピードを強化して今よりも足を使って自分の攻撃が出来るようにしたいです。(目標は)全国選抜で自分の納得できる試合をして全国優勝することです」