秋雨前線と停滞する台風の影響で、大分県内では4日夜にかけて警報級の大雨のおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水などに注意、警戒が必要です。

台風24号は3日午後3時現在、沖永良部島の南南東約50キロにあって、西北西へ進んでいます。

4日にかけて南西諸島へ接近した後、東シナ海から沖縄周辺で旋回する、複雑な進路が予想されています。

予報円の中心を進んだ場合、県内には4日朝に接近したのち、やや離れるものの、5日午後に再び接近する予想で、いずれも暴風域や強風域には入らない見通しです。

4日夜にかけては大気の状態が非常に不安定となり、警報級の大雨となるおそれがあります。

4日午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多いところで、南部で200ミリ、中部で180ミリなどとなっています。

台風の停滞や前線の動きによっては影響が長引く可能性もあり、気象台では4日夜遅くにかけて、低い土地の浸水や河川の増水、氾濫、5日にかけて土砂災害に注意、警戒するよう呼びかけています。

台風24号の影響で、4日はJRや海の便で欠航や運行取り止めが発表されているほか、一部の学校で4日は休校などの対応が取られます。

JR九州は4日、日豊本線の佐伯と宮崎の延岡間で、始発から全便の運行を取り止めます。また、豊肥線は大分と中判田間で、午後6時頃からの列車が本数を減らして運行するほか、中判田と豊後竹田間は午後9時ごろから、豊後竹田と熊本県の宮地間は午後7時ごろから、それぞれ運行を取り止めます。

海の便は、大分市と大分空港を結ぶホーバークラフトが、3日午後3時以降の全便で運航を取りやめ、4日も全便の欠航を決めました。

一方、佐伯市では、4日、すべての公立小中学校が臨時休校となるほか、大分市でもすべての小中学校や高校などで、終業時間を繰り上げる措置が取られます。