なぜコイはすくすく育つのか?
そして、もう一つの謎がある。一切管理されていない池で、なぜ20〜30匹ものコイが元気に育っているのか。そこには、パークプレイスならではの特別な水環境があった。
実はこの池の水は、水道水ではなく「100%井戸水を直接注ぎ込んだ、かけ流し(一部循環)」。かつて施設側が放流した稚魚が繁殖した経緯もあることから、コイたちにとっても生きていきやすい環境なのかもしれない。
もちろん、施設として池の清掃やメンテナンスは日頃から実施し、水辺を清潔に保っている。しかし、コイの飼育やエサやりといった管理は一切行われていないというのだ。
実際、池を覗き込んでみると、鮮やかなオレンジ色の個体や、体長40〜50センチほどある光沢を帯びた黄金色のコイが、優雅に泳ぐ姿が見られた。
「いまも元気に泳いでいるので、池の中のコケを食べているのか、誰かが適切に餌を与えているのか定かではありません。仮にそうした人物がいたとしても、特定したり捕まえたりしてやろうとは全く考えていませんよ(笑)」






















