大分県佐伯市の養鶏場で16日、発生した鳥インフルエンザについてニワトリ5万5000羽の殺処分を含む防疫措置が18日早朝に完了しました。
佐伯市宇目の養鶏場では死んだニワトリから鳥インフルエンザの感染が確認され、県が17日午前8時から発生農場など3か所でニワトリの殺処分を開始しました。
殺処分の対象は県内で過去最多となる5万5000羽で17日午後6時半に処分が完了したということです。また死骸を埋めたり、養鶏場を消毒したりするすべての防疫措置が18日午前4時に終了し、全体の作業時間は当初の予定より2日早く大幅に短縮されました。
防疫措置の完了に伴い、県は早ければ1月29日から移動制限区域の解除、2月9日から搬出制限区域の解除を目指して農水省と協議を進めています。