大分県佐伯市内の養鶏場で16日発生した鳥インフルエンザの疑い例は遺伝子検査などの結果、17日高病原性と判明し殺処分が始められることになりました。
鳥インフルエンザが発生したのは佐伯市内で肉用のニワトリを飼育している養鶏場です。16日、鶏が死んだ数が増えているとの報告を受け県の家畜保健衛生所が簡易検査を実施したところ、13羽中6羽について鳥インフルエンザの陽性が確認されていました。
県がその後、大分家畜保健衛生所で遺伝子検査などを行った結果、高病原性であることが判明しました。これを受けて県はおよそ1万3000羽を飼育している当該の養鶏場をはじめ、関連する農場と合わせて3か所で殺処分などの防疫措置を開始します。
また、感染拡大防止のため養鶏場につながる国道10号や326号など7か所に消毒ポイントを設置し、24時間態勢で通過する関係車両の消毒作業を実施しています。