ピンチをチャンスに!私たちにできる「5つのアクション」
大企業による技術開発だけでなく、私たちの身の回りの生活でも、社会を良くするための様々な工夫が可能です。
・食の「地産地消」と「旬」の意識
遠くからの輸送エネルギーやプラスチック包装を減らすため、地元の食材を食べること。また、温室栽培などで膨大なエネルギーを使う季節外れの野菜ではなく、「旬」のものを食べることが最大の省エネになります。パリの「マルシェ(青空市場)」のような量り売りや地元農家との対面販売が日本でも広がれば、楽しみながらエコを実践できます。
・伝統産業の再評価(脱プラスチック)
大分県別府市の「竹細工」のように、かつて生活のあらゆる場面で使われていた自然素材を見直すこと。竹は食器から箒、布巾、さらには洗剤にまで生まれ変わる万能の素材です。
・生活の「スローダウン」
「翌日配達」のネット通販や、「24時間365日営業」の店舗など、過剰な利便性を少し見直しても生活の質は落ちません。これだけで、配送の燃料や店舗の電気代を大幅に節約できます。
・シェアリングとリユース(再利用)
子ども服、おもちゃ、キャンプ用品など、使用期間が限られるものや、たまにしか使わないものは、フリーマーケットやシェアリングを活用して新しく買わずに済ませる工夫が大切です。みんなの節約にもなります。
・エネルギーと資源の「地産地消」
食料だけでなく、電気も地元で作る時代です。大分の豊富な「地熱」はもちろん、地域の小さな水路を使った小規模水力発電や小規模太陽光など、遠くの大型発電所から送電ロスを出して運ぶのではなく、身近で作って使うのが理想的です。また、建設廃材(木材、コンクリート等)の徹底したリサイクルも地域の負担を減らし、資源の活用になります。
世界情勢の悪化による物価高は深刻な問題ですが、これを機に「過剰な消費」や「エネルギーの無駄遣い」を見直し、地域の中でお金や資源、エネルギーを循環させる仕組みづくりへとシフトしていけば、個人の生活も地域経済も豊かになるのです。一人ひとりの「少しの意識の変化」が、日本の未来をより強く、豊かなものに変えていく第一歩となります。






















