大分県日出町の企業が開発した世界初の「黒色調光フィルム」が、トヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」の新型モデルに採用されました。これを受け、開発元の関係者が県庁を訪れ、搭載車両を披露しました。

県庁を訪れたのは、日出町で機能性液晶フィルムの開発から販売までを手がける「九州ナノテック光学」の馬場潤一社長ら6人です。

今回、黒に変化する調光フィルムを世界で初めて開発し、「レクサスRZ」など5車種にオプション採用されたことを佐藤知事に報告しました。

(渡辺キャスター)「新型レクサスに搭載された世界初の技術、天井がボタン一つで黒に変わり、熱や光を遮断します」

このフィルムは、黒色時には遮光率ほぼ100%で、電気を通すとスモークガラスと同等の透過率20%ほどに変化します。紫外線や熱に長く耐えられる色素を入れるのは難易度が高く、実装できる企業は他にはないといいます。

(九州ナノテック光学・馬場潤一社長)「10年後、20年後同じ性能を保てなかったんですよ。それが今回保てるようになった。それで載せられたんです。将来は航空業界や住宅環境など、いろんなところで使えると思っています」

黒色調光フィルムには、ヨーロッパの自動車メーカーからも問い合わせが寄せられているほか、別色の開発も進めているということです。