気象庁は、瀬戸内海沿岸での巨大津波を観測できるよう、大分県別府市の亀川漁港に新たに観測計を設置しました。

気象庁はおととしの能登半島地震での津波被害などを受け、新たに全国9か所に巨大津波観測計の整備を進めています。このうち、大分県内では瀬戸内海沿岸に巨大津波を計測する設備が無かったことから、別府市の亀川漁港に新たに観測計が設置されました。

観測計は水中に設置したセンサーで水圧の変化を測ることで、0.1メートル単位で潮位を計測。最大で十数メートルの津波が観測できるということです。巨大津波観測計の県内の設置は、佐伯市に次いで2か所目になります。

(大分地方気象台・高濱聡さん)「南海トラフ巨大地震があれば、亀川でも岸壁を超える津波が想定されていますので、その津波を正しく観測することが大事だと思っています」

気象庁によりますと、今回の観測計の設置により、全国全ての津波予報区の観測体制が整ったということです。観測計は12日正午から運用が開始されます。