出荷額は7億6000万円に

現在、県内のベリーツ生産者は108人で、イチゴ農家の6割以上が携わっています。作付面積も県全体の4割にあたる15.8ヘクタールと全品種の中で最も大きくなっています。

県内をはじめ、福岡や京都などへの出荷も好調で、昨シーズンの出荷額も7億6000万円と年々増加傾向です。

宇佐市でベリーツの栽培を行う犬童龍士さん。農業法人で6年間イチゴの生産に携わったあと、3年前に独立しました。ベリーツは他の品種と比べて実の収量が多く、取引単価も高い一方、管理の手間がかかると話します。

イチゴ農家 犬童龍士さん:
「ほかの品種より難しいのかな。枯れた葉を除去することや、ランナーの除去だとか。これは発生数が多いです」

また高温の影響で、イチゴの成育が遅れて出荷時期が遅れるケースも出ています。そのため、県は来年度から高温対策の実証実験を始める予定です。

県園芸振興課 漆間徹課長:
「株そのものを高温から守る局所冷却で花芽をつけやすくする実証も計画しています。県内外でベリーツをしっかり食べてもらうため、市場に応える量をしっかり確保していきたい」