大分市で5年前に発生した194キロの死亡事故。危険運転を認めなかった控訴審判決を不服として、29日、遺族が最高裁への上告を求めて福岡高検に署名を提出しました。

(長文恵さん)「控訴審がありまして非常に残念な判決。このままでは終われないという思いがあって署名活動を始めた。本日お届けして福岡高検には上告してほしいと伝えた」

この事故は2021年2月、大分市で当時19歳の男が運転する時速194キロの乗用車が対向車線から右折した車に衝突。車を運転していた小柳憲さん(当時50歳)が死亡しました。この事故をめぐって福岡高裁は1月22日、危険運転致死罪を認定した大分地裁の懲役8年の一審判決を破棄。過失運転致死罪に当たるとして懲役4年6か月の判決を言い渡しました。

この判決を不服とした遺族側は、1月23日から上告に向けた署名活動をオンラインで実施。5日間で7万254人分の署名が集まり、29日福岡高検に提出するとともに上告を求めました。

(長文恵さん)「来月で5年になるが、これから1週間の上告期限というのは非常に短い期間だが、1番重要な期間のような気持ちでもいる。その日を待っていたい」

遺族らによりますと、高検は上告の申し入れに対し「真摯に重く受け止める」と話したということです。