佐賀関大火災で被災した人たちは自らの生活再建だけでなく地域のコミュニティーを守っていくことが願いです。発生から間もなく2か月が経つ中、地元復興への歩みと住民の思いを取材しました。

「区長として被災者のサポートに徹する」

佐賀関で生まれ育った山田二三夫さん(70)。甚大な被害を受けた田中3区の区長です。山田さんは漁協の準組合員で定期的に漁をしていましたが、火災の後は一度も船を出していません。

(山田二三夫さん)「個人的な日常の生活が奪われたのは確か。被災された方とか、残っている方のお世話が先かなと思っているから、海へ行く準備になっていない」

山田二三夫さん

火災で自宅が全焼した山田さんは、地元で見つけた新しい住まいで生活しています。当初は自らの暮らしがままならない状況でしたが、区長として被災者のサポートに奔走してきました。

(山田二三夫さん)「時間が解決してくれるところもあると思うんで、その辺はゆっくりゆっくりしないと、焦ってできる年齢じゃない」