3年連続5回目のウインターカップ出場を決めた大分県代表の明豊高校女子バスケットボール部。鉄壁の守備と3年生エースに託す最後の冬――県勢初のベスト8という高い壁に挑もうとしています。

11月3日に行われたウインターカップ県予選決勝。ライバル対決となった大分高校に対し、明豊は序盤からリードを許す苦しい展開に。しかし、諦めずに追い上げを見せ、33ー38と5点差に詰め寄って迎えた最終第4クォーター。勝負を決めたのは、3年・二神寧々の正確なフリースローでした。

二神:
「自分が3本全て決めたら逆転できる場面だったので、絶対決めないといけないと思って打ちました」

プレッシャーをはねのけた明豊が、53ー44で逆転勝利。全国への切符をつかみ取りました。

中島綾香主将:
「学年関係なく、全員が仲良くて明るく、ひとりが抜かれても仲間がカバーしあえるチームだと思います」