大分市内の自宅で今年6月、大麻を営利目的で栽培した30歳の男に大分地裁は12日、拘禁刑4年、罰金200万円の実刑判決を言い渡しました。

大麻草栽培規制法違反と麻薬及び向精神薬取締法違反の罪で実刑判決を受けたのは大分市三川上の無職、亀井龍輝被告(30)です。

判決によりますと、亀井被告は今年2月から6月にかけ、営利目的で大麻草9株を栽培して販売したほか、自身で所持し、使用しました。

12日、大分地裁で開かれた判決公判で辛島靖崇裁判長は「密売先を確保するため、大麻を使う仲間を通じて暴力団員とつながりを持つなど、強い非難に値する。また利益を得る目的で所持していた量も少なくない」などとして、拘禁刑4年と罰金200万円の実刑判決を言い渡しました。

被告側は控訴しない方針です。