“3玉まで同じ値段”守るための戦略
労働者の待遇改善が期待される一方で、厳しい状況に置かれているのは中小企業です。鳴門うどんでは今回の引き上げにより、年間で2000万円近くの人件費増になる見込みです。

九州フードサービス 生島勝彦取締役:
「一番値上がりしているのがコメです。今までの仕入れ値の2.2倍に上がっています」
原材料費の高止まりにも苦しんでいますが、値上げをすると客離れにつながるおそれもあります。
そこで新たに打ち出したのが「八分定食」(税込み600円)です。0.8玉のうどんに、選べる4種のだし茶漬け、サラダがついた新メニューです。新たな客層を掘り起こして売り上げをアップすることで、値上げをせずに人件費上昇分を吸収するという創意工夫で乗り越えたい考えです。
九州フードサービス 生島勝彦取締役:
「より多くのお客さまに来店いただくことで、期待に応えたいと思います」






















