大分県のはとタクシーグループの九重はとタクシーが、新型コロナ対策の雇用調整助成金287万円余りを不正に受給していたことがわかりました。
大分労働局によりますと、九重はとタクシーは2021年から2022年にかけて、従業員が休業していないにもかかわらず、虚偽の書類を提出し、新型コロナ対策の雇用調整助成金287万円余りを不正に受給していました。

はとタクシーグループの不正受給は、別府はとタクシー、東はとタクシーに続いて3社目で、総額は大分県内で最多の2億円近くに上っています。
大分労働局が今年5月から調査した結果、出勤簿と申請書類の違いから今回の不正が発覚しました。
九重はとタクシーは全額返済の命令を受け、違約金と延滞金を含めて返済しているということです。