「便利」「不安」街で分かれる意見

こうした事態を受け、国は宅配便の受け取り方法の基本ルールに「置き配」を加えることを検討。配達員がマンションのオートロックを解錠できるよう、宅配事業者が独自で持つ伝票の仕様などの共通化を支援すると明らかにしました。

街の人からは賛否が分かれました。

街の人:
「全然ありがたいです。住民でも何かする人はいるだろうし、誰かしら疑っていたらキリがないので」「業者側も大変だろうから、そこは致し方ないと思う」「オートロックの意味がないし、娘もいるので心配です。リスクが増えると思うので、宅配ロッカーの設置に補助金を出せばいいと思います」「本物の業者なのか確認できないし、セキュリティ面で自由に入ってくることになると心配です」

ドライバーの本田さんが勤務するAEトランスポートは、物流を維持していく観点から歓迎しています。

AEトランスポート 野田慎太郎社長:
「業界としてはとても良い流れです。住民や管理人、不動産会社の意見をしっかり汲み取って、効率とセキュリティの両輪で話し合わないといけないと思います」