若者と企業がつながる新たな交流拠点が大分市中心部に誕生しました。

大分市のトヨタカローラ大分祝祭の広場に隣接する複合商業ビル1階に完成したのは「Garraway0(ぎゃらうぇい・ぜろ)」です。

16日は記念式典が行われ、運営会社のトヨタカローラ大分の林新太郎社長らおよそ150人が完成を祝いました。

(糸永記者)「開放的な空間には大きなスクリーンが目をひきまして、交流の場やイベントなど様々な活用が想定されています」

この交流拠点は、17世紀のロンドンで大人の社交場として人気を集めたコーヒーハウスに着想を得ていて、若者が「大分で働きたい」と思える場所づくりを目指しています。

具体的には、常駐スタッフが学生と社会人の交流を支援。学生は就職や起業の相談ができ、社会人はビジネスチャンスを見つける場所として活用できます。また、コワーキングスペースやカフェとしても利用することができます。

(トヨタカローラ大分・林新太郎社長)「経験や知見を持って輝いている大人の皆さんが若い方とここでコミュニケートして、一緒に新しい仕事や新しい事業を大分県につくっていく形につながっていけばと思います」

大分市中心部では、ホテルやタワーマンションの建設なども進められていて、新たなにぎわいの創出が期待されます。