歌人・柳原白蓮の生誕140年を記念し、直筆の作品を紹介する企画展が大分県玖珠町の久留島武彦記念館で始まっています。

柳原白蓮は、大正から昭和にかけて活躍した歌人です。生誕140年を迎えることから、玖珠町で企画展が開催され、会場には白蓮直筆の和歌や手紙など165点が展示されています。

白蓮の夫で炭鉱王と呼ばれた伊藤伝右衛門は、妻のために別府市に別荘を建設。その別荘は1979年に取り壊されるまで通称・赤銅御殿として親しまれるなど、白蓮は大分にもゆかりがあります。

(久留島武彦記念館・金ソンヨン館長)「直筆を通して彼女が波乱万丈な人生の中を、どういう歌を歌い続けながら生き抜いたのか、それを見ていただきたい」

企画展「直筆で見る白蓮の情景」は、12月21日まで開催されています。