気象庁は8日、台風23号(ナクリー)が発生したと発表しました。日本の南の海上を進む非常に強い台風22号とあわせ、現在、ダブル台風の状態となっています。

台風23号

気象庁によりますと、8日15時、フィリピンの東の北緯19度00分、東経138度05分において、熱帯低気圧が台風23号になりました。

台風は1時間におよそ30キロの速さで北北西へ進んでいて、中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

その後、11日から12日にかけて沖縄や九州に接近する見込みで、11日15時には、中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、
最大瞬間風速は35メートルが予想されています。