大分県内で新型コロナウイルスに2日、新たに706人の感染と、高齢者2人の死亡が発表されました。クラスターは3件発生しています。

感染が確認された706人の年代別の陽性者数は、0歳が4人、1~4歳が19人、5~9歳が45人、10代が95人、20代が76人、30代が122人、40代が127人、50代が82人、60~64歳が33人、65~69歳が14人、70代が40人、80代が25人、90歳以上が24人です。

40代が127人と最も多く、30代も122人と40代以下の若い世代が7割近くを占めています。

保健所への報告対象となる65歳以上の高齢者や基礎疾患がある人などは、あわせて193人で2人が中等症と診断されています。

新たなクラスターは大分市内の高齢者施設と医療機関、別府市内の高齢者施設の合わせて3か所で発生しています。

また、90歳以上の患者2人が死亡し、県内の新型コロナに伴う死者はこれで410人となりました。

新規陽陽性者は3日ぶりに前の週の同じ曜日を下回りましたが、依然として9月中旬以来の高い水準で推移しています。

一方、県教委は給食などの食事中、「マスクを着用すれば会話可能」とする従来の方針を継続する通知を2日、県立学校などに送りました。学校給食を巡っては国が先月29日、「適切な対策をとれば会話可能」と方針を変更しています。