年末年始の労災事故を防ごうと大分労働局は2日、病院の建設工事現場で安全パトロールを実施しました。

この安全パトロールは死亡災害が増える年末年始にあわせて、大分労働局が県内各地の建設現場で毎年実施しています。2日は中山晶彦局長ら5人が大分市舞鶴町の大分中村病院移転建設工事現場を訪れ、転落を防ぐための足場や手すりが正しく組まれているかなどを点検しました。また、クレーンを動かす際に横転防止対策が出来ているかを確認していました。

(大分労働局・中山晶彦局長)「行ってきますから帰ってくるまで安全に家に帰っていただくことを念頭に基本的な安全確認をして事故がない工事を行っていただきたい」

県内では今年1月から10月末までの労働災害による死傷者数は968人でこのうち7人が亡くなっています。