大分県内で1日、新たに811人の新型コロナウイルス感染が確認され、1日の感染者数は2日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。
(県福祉保健部・藤内修二理事)「年末年始の人の動き等があれば一旦、増えて少し減少に向かってもまた増えていくことが想定される」
感染が確認された811人の年代別の陽性者数は、0歳が6人、1~4歳が26人、5~9歳が73人、10代が120人、20代が109人、30代が123人、40代が125人、50代が88人、60~64歳が27人、65~69歳が17人、70代が45人、80代が39人、90歳以上が13人です。
40代が125人と最も多く、次いで30代が123人など、40代以下の若い世代が全体の7割以上を占めています。
保健所への報告対象となる65歳以上の高齢者や、基礎疾患がある人などはあわせて142人で、このうち4人が中等症と診断されています。
新たなクラスターは2件で大分市の医療機関と豊後大野市の高齢者施設で確認されています。また、70代と80代の患者合わせて2人の死亡が発表されています。
1日の新規感染者数は2日連続で、前の週の同じ曜日を上回り、依然として9月中旬以来の高い水準で推移しています。
こうした状況を受け県は1日、対策本部会議を開き、改めてインフルエンザとの同時流行に備えて、基本的な感染予防対策の徹底やワクチン接種を呼びかけています。