大分県国東市の吉弘楽を含む全国の「風流踊」41件が、ユネスコ無形文化遺産に「登録」されることが決まりました。

風流踊は盆踊など、各地の歴史や風土に応じて伝承されてきた民俗芸能で、ユネスコ無形文化遺産の評価機関は、全国24都府県の41件を無形文化遺産に登録することを決めました。

大分県からは国東市武蔵町に伝わる吉弘楽が対象となりました。吉弘楽は踊り手が太鼓を打ち鳴らしながら踊る太鼓踊の一つで、毎年7月の第4日曜日に虫送りの祈願として吉広地区の楽庭八幡社で行われています。

登録決定を受けて吉弘楽保存会の長吉今朝弘会長は「大変光栄なことと思っています。これを機に後継者育成など今後の発展にむけ、尽力していきたい」と話しています。