来年春の大分県知事選挙に出馬の意向を固めていた岩屋毅衆議院議員が30日、会見を開き、国政の続投を求める声を受けて、立候補を断念することを正式に表明しました。

岩屋毅さんは30日大分県別府市内で会見を開きました。岩屋さんは今月11日以降、県知事選へ出馬の意向を固めていましたが、大分3区の県議や支持者らから国会議員の続投を求める声が広がっていました。こうした声を受け、「幅広い理解と賛同がなければ、心置きなく力を発揮できない」として出馬を断念したということです。

(岩屋毅衆議院議員)「結果として自分の天命ではなかったのかな。ご期待をいただいたみなさまには期待に添うことができず、大変申し訳なく思っています。今後とも国政を通じて郷土大分の役に立っていきたい」

知事選挙の候補者については「幅広い勢力から支持されるべき」として自民党県連の決定に添って支援していく考えを示しました。