高校生を対象にした全国でも初めてとなる、AI搭載の自動走行ラジコンカーを使った特別授業が大分市で実施されました。
この授業は大分県教委の先端技術を活用した人材育成事業の一環で行われたもので、県立情報科学高校の情報電子科の2年生が参加しました。
生徒は人工知能=AIを搭載したラジコンカーを使って、画像認識による自動走行に挑戦。まず、車を操縦してコースの写真を100枚以上撮影し、自動走行に必要なデータを集めました。
撮影データをAIに学習させた後、急カーブも組み込まれたおよそ30メートルのコースで生徒がラジコンカーを自動走行させました。
(生徒)「最新の技術に触れてすごく自分のためになった」「スピードの調整が難しくコースアウトとか多くて難しかった」「普段経験することができない実習ができてとてもいい経験になった」
高校生を対象に自動走行車を使う授業は全国で初めてで、学校ではさらに実習を重ねて精度を高めることにしています。