9月1日は「防災の日」です。大分市では、災害時に救助や支援に向かう緊急車両の通行を確保する交通規制訓練が行われました。
大規模な災害が発生した際、人命救助や物資輸送などを行う緊急車両を優先するため県は、広域防災拠点となるクラサスドーム大分につながる道路の一部を緊急交通路に指定して一般車両の通行を制限します。

1日の訓練には県警と国などの5機関から20人が参加。県道のおよそ300メートルの区間を片側通行止めにして実施されました。
県警はネクスコ西日本などの車両5台に通行を許可する標章を交付。このあと、路上に設置された検問所で警察官が緊急車両の標章を確認しました。
(県警本部交通規制課・木村洋三次席)「県民の皆様にもこういった大規模災害が発生した時には緊急交通路があるということを認識してほしい」
県内では災害時の緊急交通路として訓練が実施された県道21号のほか、大分道や東九州道、大分空港道路などが指定されています。