事件や事故の解決にむけて出動する、大分県警・嘱託警察犬の競技会が25日、3年ぶりに行われました。
嘱託警察犬は事件や事故が起きた際に警察の依頼を受け、捜査や捜索現場で活動します。
大分市の県警察学校で25日、3年ぶりに開かれた競技会には警察犬として訓練を受けている、シェパードやラブラドールレトリバーなど18匹が参加しました。
4つの競技のうち、爆発物捜索の競技では警察犬が火薬や硫黄の匂いが入った缶を探りあて、その正確性などが審査されました。
(参加者)「頑張ったと思うんですけど、まだ訓練不足です。高齢者の人が行方不明とかそういったことが結構出ていますので、その捜索などに少しでも社会貢献できれば」
県警によりますと、嘱託警察犬は空き巣の捜査や行方不明者の捜索など今年に入って64件出動しています。