全国で確認されている新型コロナの変異株「BQ.1.1」を大分県内で初めて検出。県によりますと、抽出で行うゲノム解析の結果、20検体のうち1検体で、オミクロン株「BA.5」から派生した「BQ.1.1」を初めて確認したということです。
「BQ.1.1」は国の内外で感染が広がっていて、「BA.5」に比べ、やや感染力が強いとされています。県は基本的な感染対策やワクチン接種など流行への備えを呼びかけています。
23日の新規感染者940人で、年代別の陽性者数は、0歳が8人、1~4歳が51人、5~9歳が95人、10代が143人、20代が85人、30代が129人、40代が147人、50代が92人、60~64歳が56人、65~69歳が30人、70代が56人、80代が33人、90歳以上が15人となっています。
1日の陽性者数は先週から220人余り増え、22日に続き前の週を上回りました。900人を超えるのは9月21日以来およそ2か月ぶりです。また80代の患者1人が亡くなり、県内の死亡者数は403人となりました。クラスターは国東市の高齢者施設で新たに1件確認されています。