防災意識を高める取り組みについて、高校生や大学生が意見を交わす座談会が25日、大分大学で開催されました。

この座談会は県と大分大学が毎年共同で開催しています。25日は大分大学の防災ボランティア団体「学生CERD」のメンバーや、防災活動に取り組む高校生らおよそ50人が参加。若い世代を対象とした防災啓発活動について考えました。生徒や学生からは学校ごとの防災マップの作成や、地域の住民や小学校と連携した防災・避難訓練の実施など様々な意見が出ました。

(高校生)「これから南海トラフが起きるかもしれないので、防災についてはしっかり考えていかなければ悪いと思いました」「学校内での取り組みにしか目がいってなかったんですけど、地域との連携という部分を活かしていけたらと思いました」

県は座談会を通して、若い世代の防災意識の向上を図りたいとしています。